思い詰めた顔をしてどうしたんですか?
いや、実は起業しようかと悩んでるんです
起業のなにに悩んでるんですか?
起業したとして、成功するかな?と悩んでます
なるほど。それでは起業に失敗する人と成功する人の違いを説明しましょう
お願いします!!
コロナ禍により働き方が大きく変わりました。出社しなくて良くなった分、自宅での時間が確保できたため、副業や複業に手を出して大きな収入を得た人もいれば、残業時間がカウントされず残業代が貰えない。という人もいます。
または、会社が倒産してしまい新しい仕事や職場に挑戦しなければならなくなった人も多いです。
そんな中で、自分で事業を興す・・・起業をするということは、仕事の内容、働き方、働く時間、取引先をすべて自分が決めて行動することができます。また、収入もすべて自分がコントロールできるので、自分がなんでも好きにできる起業をする人も増えてきました。
実は、なんでも自分が好きなようにできる起業で、失敗する人と成功する人にはそれぞれ共通点があります。この共通点は実際に起業コンサルとして関わりを持たせて頂いた方々や、既に成功されてる起業家の諸先輩方にお話をお伺いさせて頂いたところ、意外な共通点がわかりました。
それぞれ共通点を以下にまとめます。
Contents
失敗する人の共通点
- 慎重すぎる人
- 感情的な人
- お金にだらしない人
- 短期的思考な人
- 人のせい(他責)にする人
- すぐに言い訳を言う人
- こだわりを捨てられない人
まずは失敗する人の共通点を一つずつ解説していきましょう。
1⃣慎重すぎる人
例えば100点満点のレシピができていないや準備が終わっていないと言って行動を先延ばしにすることで、結果が出るまでもどんどんと後ろ倒しになってしまいます。100人中100人が美味しいという料理が無いことと、事前にどれだけ準備をしていても、いざ起業してみると想定外のことは必ず起きます。未来のことをあれこれ心配して、動けなくなってしまう人は起業には向いていないといえます。
2⃣感情的な人
感情に振り回されるタイプの人は起業には向かないでしょう。1人で起業するフリーランススタイルであれば、やり方次第であれば人との関わりを最小限にすることができるのですが、組織を作って人を雇用するとなると、関係者が多くなるためどんな時でもビジネスを優先して個人の感情を超えた判断をする必要があります。
経営者には冷静さが必要なのです。
3⃣お金にだらしない人
自分自身のお金の使い方を振り返ってみて、何にいくら使ったのかわからない、浪費を重ねてしまう、借金があるという人は会社のお金に対しても同じ態度を取る可能性があります。まずは自分自身のお金の使い方や管理方法を見直してみましょう。オススメとしては、ビジネスを築く→自分のビジネスに再投資する→新しいビジネスに投資する→贅沢品は余剰金で買うことが重要です。
4⃣短期的思考な人
起業の目的がお金である人がよく陥るのですが、起業して1ヶ月~2ヶ月で月収100万円を貰える人は、最初から準備をして、起業する前から月収100万以上の売上を確保している人になります。なにも準備せず起業してすぐに月収100万以上が貰えることはありえません。すぐにお金が必要な人は、起業をするよりもサラリーマンをオススメ致します。
5⃣人のせい(他責)にする人
起業家として、すべての行動は自身で決めて行ったことになります。成功しても失敗しても、すべての責任を取るのはご自身になりますのでお忘れないよう。特に自分自身の行動であれば、自分が源として考えることができますが
例えばクライアントに依頼したものが出てこなくて、締切が間に合わなかった場合
・クライアントが出してくれないから悪い と考えるのか
・自分がリマインドしなかったことが悪い と考えるのか
で、クライアントとの関係性が変わります。場合によっては継続的な関係性を築けるかも変わってきます。
6⃣すぐに言い訳を言う人
人の所為にしないとも同じことですが、なにか問題があったとき、例えば相手が遅刻してきたとき第一声で
・電車が遅延してしまって。。。 と言う人と
・遅れてすみませんでした! と謝罪だけをする人
どちらが気持ち嬉しいでしょうか?
さすがに遅刻ではありませんが、契約上の遅延では契約を切られることもあるでしょう。そのときに、言い訳ばかりを繰り返す人に別の仕事をお願いするか。を考えてみると分かると思います。
7⃣こだわりを捨てられない人
成功するのに一番の近道はなんだと思いますか?
そうです、成功した人のやり方を真似ることです。TTP(徹底的にパクる)という言葉が流行ったことがあります。
SNSが台頭しているこの時代に自分のこだわりで、SNSは絶対に使わない!などと決めている人は、成功者の方法を真似ることができず、独自の成功方法を探さないといけなくなるので成功まで時間が掛かる形となります。
成功する人の共通点
- 行動力のある人
- 考え方が柔軟な人
- 人を頼ることができる人
- 素直な人
- 長期的思考な人
- 課題解決が好きな人
- 愛と感謝を忘れない人
続いて成功する人の共通点を一つずつ解説していきましょう。
1⃣行動力のある人
起業には想定外のことや、正解がわからないことがたくさん存在します。
それを乗り越えるためには、100%理解できなくても「とにかくやってみる」という精神や行動力が必要です。
2⃣考え方が柔軟な人
作った当初は完璧だと思っていたビジネスモデルでも、運営しているうちに必ず変更が必要になります。時代や社会状況が変わったときなど、それを正確にとらえて起動修正できる、柔軟な考え方ができる人の方が成功できる確率は高くなります。
3⃣人を頼ることができる人
誰でもそうですが、人と人の実力に大きな差はありません。理解度や経験の違いはありますが、学びながらであれば大抵のことは誰でもできるのです。ですが、できるのとやるのは違うのです。例えば社長が、営業、実務、請求関係、経理、給与計算や税務などをすべてやるとなると、果たして月にどれくらい働けば良いのでしょうか?
営業をしている間は実務ができず、経理をしている間は営業ができず。というタスクが滞ります。ですので、すべてを自分でやろうとせず、できる人にお願いして社長はやりたいことに専念することが重要だと思います。
4⃣素直な人
素直で誠実な人は起業にも向いています。
例えば失敗した時「自分が悪かった」と素直に思える人は、そうでない人に比べ成長するスピードが格段に速くなります。失敗を人のせいにせず、改善の種にして進める人こそ起業家として成功できる人だと言えます。
5⃣長期的思考な人
例えば農家も畑を耕し、種を植え、畑のメンテナンスを行い、芽が出て、育ち、収穫ができるようにビジネスも成果が出るまで時間が掛かります。1ヶ月~2ヶ月で結果が出ないからと、ビジネスを辞めることは将来的に結果が出る可能性を摘んでいることになることになります。短期的ではなく、長期的な視野を持ち行動し続けることが重要となります。
6⃣課題解決が好きな人
なんでもそうですが、当初予定していたとおりに進まないことが多くあります。そんなときに、解決するまで蓋を閉じて待ち続ける人と解決するために試行錯誤し、すぐに軌道修正をする人とでは結果がでるタイミングや成果の大きさも違ってきます。
【計画→行動→軌道修正を繰り返す】ことが課題解決に重要になります。
7⃣愛と感謝を忘れない人
人は1人では生きて行けません。自身でビジネスをやっているからと「独り」でもやっていけると考えがちになりますが
仕事を発注してくれるクライアントが居なければ、仕事やお金が得られません。
そんなクライアントに対して、サービスを提供する側だからと高圧的な態度をしていたらクライアントが離れることは想像に難くないかと思います。
お仕事を受けるにもお金を受けるにも、愛と感謝を伝え、お互いに良好の関係を築くことで次に繋がるかと思います。
一つでも当てはまったらダメなのか?良いのか?
勘違いしないで欲しいことは、失敗する人の共通点に一つでも当てはまったら起業してはダメなのか。と悲観的になることや、または成功する人の共通点に多く当てはまるから、なにをしなくても成功するんだ!と楽観的になることはしないでください。
◆今できないことは、”出来るようになる”か”できる人とやる”ことが重要ですし、
◆今できることでも、”慢心せず、常に軌道修正を考え行動する”ことが重要です。
特に失敗する人の共通点に当てはまることがあるのでしたら、成功する人の共通点に考え方を変えて行動してみると良いでしょう。
さいごに
なぜ起業をするのか。したいのか。を改めて考えてみてください。起業というのは今ある社会から、全く見たこともない新しい世界へ挑戦することになります。新しい環境、新しい世界にはどんな恐ろしいモンスターがいるのだろうと不安になることもあるでしょう。
ですが、考えてみてください。
起業を目指した目的と目標は、例えば今の生活のままいることで達成することはできますでしょうか?
今の生活のままでいた未来が、あなたが望む将来でしょうか?
不安なことも多々あると思いますが、
まずは一歩「とにかくやってみる」という行動力が大事だと思いますよ
わかりました!やってみます!!